医薬品登録販売者のヒカル店長です!
今や外出時の必需品となったマスク。
毎日仕事で1日中つけていると、「あついっ!」
最近涼感マスクも様々な種類があって、快適に過ごせるものも増えてきています。
とはいえ、仕事中は感染予防のため、各種基準に対応した不織布マスクが義務になっているので、なかなか好きなマスクをつけることができません。
(厳密には義務ではないんですが、お客さんから「感染対策ができていない」とクレームが来るので…)
そこで、ハッカ油を使った安心の涼感スプレーをつくって、不織布マスクでも暑さ対策をしましょう!
マスク用涼感スプレー 基本の作り方
材料(50mlの場合)
・無水エタノール 5ml(小さじ1)
・精製水 45ml
・ハッカ油 5〜10滴
・スプレー容器(アロマスプレーに適した素材のもの)
全てドラッグストアでそろいます!
スプレー容器は100均のものであれば、アルコールやエタノールに対応しているボトルを選びましょう。
手づくりの虫除けスプレーと基本は同じです。
作り方はとっても簡単!
①スプレー容器に無水エタノールを入れて、ハッカ油を加えます。
②容器を軽くふってよく混ぜ、精製水を加えます。
③容器のフタをしめて、よく混ぜあわせれば完成。
ハッカ油は植物由来の天然成分ですが、妊婦さんや授乳中の方、乳幼児の使用は禁忌とされています。
リラックスのためのアロマとしてハッカ油を少量使う分にはさほど心配ないと言われていますが、念のためにマスクスプレーはお控えになられるほうが安心です。
実際使用してみると、口元全体がひんやり感じられて、息をする度に清涼感を感じます!
作り方をPOPに書いて、貼ったところお客さんからも好評でした!
ハッカ油は何を選べばいいの?
ドラッグストアで売ってます!
アロマテラピーで使う精油でも使えるので、ペパーミントの精油でも使えます。
冷感を感じるのは、ハッカに含まれるメントール成分です。
メントールは体感温度を下げて、涼しいと感じます。
ハッカ油はお風呂に数滴入れると、クールタイプの入浴剤みたいに使えますし、天然成分の虫よけや、掃除にも使えるので、1つあると便利です!
無水エタノールとは?
こちらもドラッグストアで買えます。
消毒薬などが置いている、医薬品コーナーにあります。
アルコール度数が高いので、精油と水が混ざりやすくなります。
また防腐作用があるので、スプレーの持ちがよくなります。
掃除や除菌にも使えますし、精製水で割ると手指消毒にも使えます!
精製水とは?
こちらも、ドラッグストアに売ってますー!
コンタクトレンズコーナーや目薬コーナーに置いている店が多いです。
精製水とはミネラルや塩素などの不純物を取り除いた水です。
一般的にはコンタクトレンズを洗うために使いまずが、自分で化粧水を作るときに使えます。
スプレーや化粧水を作るときも、量を使うのでAmazonではまとめ売りで安い商品が多いです。
1本買うだけならお近くのドラッグストアで100円ちょっとで買えます。
作る時の注意点
最初に書きましたが、スプレーボトルはアロマ精油やアルコールに対応したものを選びましょう!
プラスチックの種類によっては溶けたり、変形したりする可能性があります。
持ち運びせずに外出前にマスクにシュッとするだけであれば、ガラス製のものでもいいかと思います。
プラスチック製のものでも使えるものがいろいろ売られているので、表示を見て購入しましょう!
作るのが面倒な方…
そんな方にはこんな商品がオススメ!
小林製薬 のどぬ~るマスクスプレー ムレ感対策 18ml
持ち運びも便利で、配合の必要もありません。
自分で作った方がコスパはいいですが、まずはどんなものか使ってみてください。
当店でもめちゃくちゃ売れてます!
ちなみに成分は、エタノール、メントールなので、自分で作るのと変わらないです。
まとめ
マスクをつける生活が日常的になりましたが、夏はやっぱりしんどいですね!
冷感スプレーを使って、少しでも快適に過ごしましょう。
エタノールが入っているので、除菌効果も期待できます。一石二鳥ですね。
ハッカ油があれば本当にいろいろなことに使えます。
また他の利用方法も記事にしたいと思います!