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販売業における計数【売買差益高と値入】

値入とは

商品を販売する際に仕入れた価格を仕入原価といいます。

仕入原価にいくらか利益を上乗せして販売価格(売価)を決めます。

この時の売価を仕入売価といい、仕入原価との差額を値入高といいます。

値入高=仕入売価ー仕入原価

※値入とは商品の販売価格を決定することをいいます。

値入率とは

仕入売価に対する値入高の割合を売価値入率(外掛け)といい、仕入売価の中にどれくらい利益の割合が、見込まれているかを表します。

通常値入率というと、売価値入率のことをさす企業が多いです。

売価値入率=値入高÷仕入売価×100(%)

売買差益高とは

売上高から商品の原価(仕入原価)を差し引いたもの売買差益高といいます。

粗利益高と言われることもありますが、粗利には仕入原価以外に差し引くものがある為、売買差益高や売買差益率という方が正確です。

※企業によっては区別せずに売買差益を粗利として、教育しているところもあります。

売買差益高=売上高ー仕入原価

売買差益率=売買差益高÷売上高×100(%)

ABOUT ME
みっちぃ
教育大学心理学部を卒業後、小売業で10年以上店長・スーパーバイザーとして働きました。当時6,000億企業で新卒採用、会社ブランド再構築に携わりました。 自身の経験とコンサルティング先での問題解決から、簡単な小売・販売業の知識や悩みの解決方法を書いています。