学び・資格

コロナ禍における人権とは

コロナ禍により、どんな人権侵害問題が起きているでしょうか?

コロナ禍の人権侵害について、気をつけるべきことは何でしょうか?

依頼先の企業様でもこの問題のご相談を受けることがあります。

また同様のことはニュースを見ているとご近所トラブルとして発展しているものもあります。

正しい知識と判断をもって対応してきましょう。

コロナ禍の人権差別事例

・家族が感染し、同じ町内にいてほしくないと言われた

・感染したことで嫌がらせの電話が来た

・宅配業をしていて、荷物を運んだら除菌スプレーをかけられた

・コロナ感染から復帰したのに、職場に居場所が無くなっていた

・子どもの通園・通学を拒否された

上記はニュースになっている、ほんの一握りの事例です。

新型コロナウイルス感染症が引き起こす「3つの感染症」

①病気→道のウイルスで不明点が多いため不安になる

②不安→ウイルスは目に見えないため、見える対象である人を遠ざける(差別)

③差別→差別を恐れ、症状があっても受診せず、病気の拡散を招く

また①に戻り、悪循環に陥ります。

それぞれ適切に対応すれば、感染拡大を防ぐことに繋がります。

3つの感染症への対策

病気への対策

コロナウイルスへの対策は、ワクチンも普及してきてますが、日々効果的だと思われるものが変化しつつあります。

この記事では、コロナ禍の人権問題がメインテーマなので感染症対策においては、基本的な対策のみ記載いたします。

手洗い

・消毒できるハンドソープを用いて、こまめな手洗い。

・アルコール等での手指消毒。(現在は75%以上のアルコール。随時情報更新します。)

咳エチケット

・マスクの着用。マスクは飛沫を防ぐのが目的で、マスク着用によりウイルスが全く入ってこないものではない。(PFE規格のものであればPM2.5サイズの微粒子を防げるので好ましい)

・食事中は会話を控えるなど、マスク未着用時の心がけが大切。

人ごみを避ける

・人が集まるところでは、飛沫やモノにウイルスが付着しているものもあります。

・大切な人のために、不必要な外出は避けましょう。

1人1人が衛生行動を徹底し、自分のためだけでなく、周りの人のためにも対策をすることが大切です。

不安への対策

・ウイルスが目に見えない

・ワクチンや治療が確立していない

⇒不安や恐れを感じる

気づく力

・自分の考え方、気持ち、ふるまいを振り返る。

聞く力

・悪い情報ばかりに目がいっていないか。

・広く情報を集めて、判断できるようにしているか。

自分を支える力

・今できる対策を十分に行う。

・他の人も不安を感じていることを理解し、みんなが冷静な判断ができるよう促す。

差別への対策

見えないウイルスへの不安

→特定の対象を見える敵とみなし、嫌悪の対象に

差別し、遠ざけることでつかの間の安心を感じる

差別的な言動をしない

思いやり、配慮の姿勢

コロナ禍に対応する全ての方々に労いと敬意の気持ちを持つ

だれでも感染リスクがあります。

感染者や医療従事者を差別することは、自分の首を絞めることになります。

またコロナ禍でライフラインを支える為に営業している店舗従業員や、配送業者を差別することは、敬意を欠いた行動だと言えます。

各自が冷静な判断をし、コロナ差別が無くなるようにしていきましょう。

ABOUT ME
みっちぃ
教育大学心理学部を卒業後、小売業で10年以上店長・スーパーバイザーとして働きました。当時6,000億企業で新卒採用、会社ブランド再構築に携わりました。 自身の経験とコンサルティング先での問題解決から、簡単な小売・販売業の知識や悩みの解決方法を書いています。