コロナ禍により、どんな人権侵害問題が起きているでしょうか?
コロナ禍の人権侵害について、気をつけるべきことは何でしょうか?
依頼先の企業様でもこの問題のご相談を受けることがあります。
また同様のことはニュースを見ているとご近所トラブルとして発展しているものもあります。
正しい知識と判断をもって対応してきましょう。
コロナ禍の人権差別事例
・家族が感染し、同じ町内にいてほしくないと言われた
・感染したことで嫌がらせの電話が来た
・宅配業をしていて、荷物を運んだら除菌スプレーをかけられた
・コロナ感染から復帰したのに、職場に居場所が無くなっていた
・子どもの通園・通学を拒否された
上記はニュースになっている、ほんの一握りの事例です。
新型コロナウイルス感染症が引き起こす「3つの感染症」
①病気→道のウイルスで不明点が多いため不安になる
②不安→ウイルスは目に見えないため、見える対象である人を遠ざける(差別)
③差別→差別を恐れ、症状があっても受診せず、病気の拡散を招く
また①に戻り、悪循環に陥ります。
それぞれ適切に対応すれば、感染拡大を防ぐことに繋がります。
3つの感染症への対策
病気への対策
コロナウイルスへの対策は、ワクチンも普及してきてますが、日々効果的だと思われるものが変化しつつあります。
この記事では、コロナ禍の人権問題がメインテーマなので感染症対策においては、基本的な対策のみ記載いたします。
1人1人が衛生行動を徹底し、自分のためだけでなく、周りの人のためにも対策をすることが大切です。
不安への対策
・ウイルスが目に見えない
・ワクチンや治療が確立していない
⇒不安や恐れを感じる
差別への対策
見えないウイルスへの不安
→特定の対象を見える敵とみなし、嫌悪の対象に
→差別し、遠ざけることでつかの間の安心を感じる
だれでも感染リスクがあります。
感染者や医療従事者を差別することは、自分の首を絞めることになります。
またコロナ禍でライフラインを支える為に営業している店舗従業員や、配送業者を差別することは、敬意を欠いた行動だと言えます。
各自が冷静な判断をし、コロナ差別が無くなるようにしていきましょう。