自分に似ている人に好意をを抱きやすい
人は自分に似ている人に対して好意を抱きやすいという傾向があります。
これを類似性の原理といいます。
ことわざで「類は友を呼ぶ」というものがありますが、私たちは自分に似ている人を恋人・配偶者・友人に選ぶ傾向があります。
類似性の種類
類似性には種類があります。
相貌的類似性:見た目の類似性です。顔だちや体つき等、身体的な魅力に関する類似性です。
態度や意見の類似性:考え方やモノの見方が似ているという類似性です。
性格の類似性:性格についての類似性です。社交的である、内気である、強気・弱気である等、性格が似ているという類似性です。
属性の類似性:誕生日、名前、出身地、学歴等、自分の属性に似ているという類似性です。
似ている人といる方が一緒にいて気楽
それぞれについて、類似性が高いほど、相手に魅力を感じるという研究があります。
相手との共通点を持つことが、魅力を感じさせることに繋がります。
昔から食と笑いの価値観が合う人が付き合っていて気楽といいますが、最新の研究でもまさに同じことが言えそうです。
好意を持ってほしい人がいれば、とにかく相手との共通点をもつようにしましょう。
また自身が苦手を克服したい相手に対しても、共通点をみつけることで、親近感がわき、仲良くなれるかもしれません。