褒められた子どもは強い自信を持つ
自分のイメージってどうやってできる?
自分のイメージは他化の人から影響を受ける
私たちは、ある程度の年齢になると「自分とはなにか?」というイメージを持つようになります...
こちらの記事でふれたように、私たちは他の人から影響を受けます。
両親や学校の先生から「あなたは賢い!」と言われ続けたら、本当に自分は賢い人間だと感じるようになり、そう思うことで自然と「賢い自分になる為に」行動していきます。
有名なピカソの両親は、とにかくピカソを褒めまくりながら育てたといわれています。
そうすることで、自分に強い自信をもつようになります。
同じように「あなたは優しい」「あなたは将来成功する」など、他の人から貼られたラベルによって、私たちの自己概念は変化します。
このように他の人からのラベルによって、自己概念や行動が変わることをラベリング効果といいます。
短期のラベリング効果でも人は影響を受ける
ノースウェスタン大学のミラーは、シカゴの公立小学校で次のような実験を行いました。
・クラスA…先生が「このクラスはみんなキレイ好きね」というラベルを貼り、ことあるごとにこのような声掛けを8日間行いました。
・クラスB…クラスAのような、特別な声掛けを一切しませんでした。
その結果、ラベルを貼られたクラスAの約82%の生徒が自発的にゴミを拾うようになりました。
これに対して何もしなかったクラスBでは約27%しかゴミを拾いませんでした。
ラベリング効果は短期でも非常に効果があります。
まとめ
他の人の行動を変えることは容易ではありません。
しかしあなたが自分の子どもや部下に対して、期待するラベルを貼ることで、いずれ子どもや部下の行動が変化してくることもあります。
「言葉は人をつくる」といいます。
誰でも過去に影響を受けた人からの言葉で自分の考えや行動が変わった経験があると思います。
いい言葉で、いい影響を与えていきましょう。
自分のイメージってどうやってできる?
自分のイメージは他化の人から影響を受ける
私たちは、ある程度の年齢になると「自分とはなにか?」というイメージを持つようになります...