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大器晩成より、先手必勝!
組織内において、どんどん出世していく人には、どのような特徴があるのでしょうか。
基本的には他の同僚よりも先に出世した方が、その後もずっと早く出世していくことが知られています。
大器晩成という言葉があり、ゆっくり出世する人もいますが、一般的にはスタートダッシュをきって先に出世した人ほど、出世の階段を駆け上がるスピードも早いようです。
出世したいなら、入社後すぐが勝負
アメリカのチャップマン大学のハーレイは、683名のトップ・マネージャーとミドル・マネージャーを対象にして、出征のスピードについて調べました。
その結果、最初に出世した人が、その後もどんどん出世していくことが分かりました。
言い換えると1回戦の勝負で負けると、敗者復活はなかなか厳しいということです。
これを組織トーナメント・モデルといいます。
スポーツのトーナメントでは、1回戦で負けるとそこで終了です。
組織における出世でも1回戦で負けると、なかなか逆転のチャンスは訪れません。
会社に入って、出世していきたいのであれば、入社してすぐが勝負です。
地道にコツコツと実績を積み上げることも大切ですが、そうしている間にスタートダッシュをきった、同僚はどんどん出世して、気づいた時には追いつけないほど、離されるかもしれません。