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販売業における計数【店舗の利益管理(売上原価と粗利益高)】

店舗の利益管理

販売業の基本的な流れは、商品を発注する、在庫する、販売するです。

この段階で売上高と売上原価が発生し、その差額が粗利益高となります。

売上高ー売上原価=粗利益高

売上高:企業の本業からの収益。販売業の場合、商品の販売により獲得した金額のこと。

売上原価:販売された商品の仕入原価のほか、盗難された商品の原価、期限切れで廃棄した商品の原価等をすべて含みます。

売上原価

売上原価とは、一定期間の売上高を作る為に必要な商品の仕入原価の合計です。

販売された商品の原価、盗難された商品の原価、期限切れや破損等で販売できなくなった商品の原価を含みます。

売上原価の計算は期末棚卸法という計算方法によって行われます。

この期末棚卸法は、期首における金額を確認しておき、一定期間(期中)に入荷した金額を記録、期末にどれだけ残っているのか(期末在庫高)を棚卸によって調べ、その残り(期末在庫高)を差し引くことによって、その期間に売れた金額を把握する方法です。

ABOUT ME
みっちぃ
教育大学心理学部を卒業後、小売業で10年以上店長・スーパーバイザーとして働きました。当時6,000億企業で新卒採用、会社ブランド再構築に携わりました。 自身の経験とコンサルティング先での問題解決から、簡単な小売・販売業の知識や悩みの解決方法を書いています。